研究課題
若手研究(B)
本研究では、特に18世紀以降の状況について、下記のような成果を上げた。(1)一家一寺制(一家内の成員が、全て同一の寺院の檀那となる制度ないし慣習)を中心に、寺檀制度をめぐる通念の形成・変容過程につき明らかにした。(2)広く流布した「宗門檀那請合之掟」などとして知られる著名な偽法令や、それにしばしば付随して流布した「諸寺院条目」について、テクストの系統や、流布の様相などについて明らかにした。
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日本仏教綜合研究
巻: 8 ページ: 73-89
東京大学日本史学研究室紀要
ページ: 235-257