研究課題
若手研究(B)
国際紛争処理手続としての事実審査手続は19世紀末にはすでに整備されていたものであるが、長らくその利用実態や実際的意義について明らかとされてこなかった。本研究はこうした事実審査手続について、とりわけ国際連合によって頻繁に用いられるようになっていることをふまえ、その利用実態を調査し、それが現在の平和的紛争解決および国際安全保障を促進する上で有する意義の解明を試みた。