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2010 年度 研究成果報告書

刑法における情報の保護-営業秘密侵害罪の射程と意義-

研究課題

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研究課題/領域番号 20730044
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 刑事法学
研究機関岡山大学

研究代表者

一原 亜貴子  岡山大学, 大学院・社会文化科学研究科, 准教授 (30400071)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワード営業秘密
研究概要

本研究は、営業秘密侵害罪につき、不正競争防止法の平成21年改正により、(1)平成15年に新設された当初の「不正競争行為」としての側面が大きく損なわれ、同罪はもはや営業秘密という「財産」を侵害する罪ともいうべきものへと変化したこと、及び(2)このことにより、無体物たる情報そのものの保護を認めていない刑法典上の財産犯諸規定との整合性を欠いていることを明らかにした。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2011 2009

すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 営業秘密侵害罪に係る不正競争防止法の平成21年改正について2011

    • 著者名/発表者名
      一原亜貴子
    • 雑誌名

      岡山大学法学会雑誌 60巻3号

      ページ: 45-62

  • [雑誌論文] 不正アクセス行為により取得したパチンコ店の割数及び売上金額等を競合パチンコ店へ開示した行為につき、不正取得後営業秘密開示罪の成立が認められた事例2011

    • 著者名/発表者名
      一原亜貴子
    • 雑誌名

      岡山大学法学会雑誌 60巻3号

      ページ: 119-126

  • [雑誌論文] 営業秘密の刑事法的保護2011

    • 著者名/発表者名
      一原亜貴子
    • 雑誌名

      銀行法務21 55巻8号(掲載予定)

  • [雑誌論文] 営業秘密侵害罪の保護法益2009

    • 著者名/発表者名
      一原亜貴子
    • 雑誌名

      小樽商科大学商学討究 59巻4号

      ページ: 165-197

    • URL

      http://barrel.ih.otaru-uc.ac.jp/handle/10252/2314

  • [学会発表] 不正競争防止法による営業秘密の刑事法的保護2009

    • 著者名/発表者名
      一原亜貴子
    • 学会等名
      第11回関西大学・漢陽大学校共同シンポジウム
    • 発表場所
      漢陽大学校(ソウル)
    • 年月日
      2009-08-27

URL: 

公開日: 2012-02-13   更新日: 2016-04-21  

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