地域ブランドを活用した地域企業のコア資源展開モデルに関する研究

2010 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 20730237
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 経営学
• 研究機関: 北海道大学
• 研究代表者: 内田 純一 北海道大学, 観光学高等研究センター, 准教授 (40344527)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2010
• キーワード: 地域企業 / コア資源 / 地域資源 / 地域ブランド

研究概要

戦略論における資源基盤観点のこれまでの研究蓄積において、地域資源を理論のなかに組み込んだものは少なかった。一方で、実践の場面では、地域資源をブランド化し、それを活かして企業が成長するという事象が見られるようになってきていた。本研究は、他業種に渡る国際的な企業調査を行うことにより、これまで明らかにされてこなかった地域資源を活用した地域企業の経営資源戦略を、コア資源の展開モデルに戦略プランを組み入れることで理論化している。

研究成果

• [雑誌論文] 韓国下請け企業のイノベーション対応に関する研究 (2010)
  • 著者名/発表者名: 内田純一、金泰旭
  • 雑誌名: 中小企業政策の再検討(日本中小企業学会論集【〇!29】) 29 ページ: 102-114
  • 査読あり
• [雑誌論文] 観光立国時代の地域広報:技術立国モデルと対比する (2009)
  • 著者名/発表者名: 内田純一
  • 雑誌名: 季刊まちづくり 22 ページ: 40-45
  • 査読あり
• [雑誌論文] 石屋製菓のクライシス・マネジメント考:地域貢献型レピュテーションを信頼回復に生かす (2008)
  • 著者名/発表者名: 内田純一
  • 雑誌名: 国際広報メディア・観光学ジャーナル 7 ページ: 45-68
  • 査読あり
• [雑誌論文] 地域企業のグローバル・ビジネスモデルに関する理論の検討 (2008)
  • 著者名/発表者名: 金泰旭・内田純一
  • 雑誌名: 経済学研究(北海道大学) 58-61 ページ: 117-141
• [学会発表] クラウド・サービスの活用を前提とした経営戦略論の探求 (2010)
  • 著者名/発表者名: 内田純一
  • 学会等名: 日本経営システム学会第45回全国研究発表大会
  • 発表場所: 香川大学(香川)
  • 年月日: 2010-11-21
• [学会発表] 韓国下請け企業のイノベーション対応に関する研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 内田純一、金泰旭
  • 学会等名: 第29回日本中小企業学会全国大会
  • 発表場所: 熊本学園大学(熊本)
  • 年月日: 2009-10-03
• [学会発表] 観光まちづくりにおける地域ブランディング (2009)
  • 著者名/発表者名: 内田純一
  • 学会等名: 第6回観光情報学会全国大会
  • 発表場所: 山中温泉文化会館(加賀)
  • 年月日: 2009-05-29
• [学会発表] 地域広報の戦略的課題と観光振興 (2008)
  • 著者名/発表者名: 内田純一
  • 学会等名: 第14回日本広報学会研究発表大会
  • 発表場所: 北海道大学(札幌)
  • 年月日: 2008-10-26
• [図書] 観光まちづくりのマーケティング(十代田朗編著) (2010)
  • 著者名/発表者名: 山田雄一、内田純一、伊良皆啓、太田正隆、丹治朋子[共著]
  • 総ページ数: 63-99
  • 出版者: 学芸出版社
• [図書] 地域イノベーション戦略-ブランディング・アプローチ- (2009)
  • 著者名/発表者名: 内田純一
  • 総ページ数: 215
  • 出版者: 芙蓉書房出版
• [図書] 観光の地域ブランディング-交流によるまちづくりのしくみ- (2009)
  • 著者名/発表者名: 敷田麻実、内田純一、森重昌之[共編著]
  • 総ページ数: 22-35(46-59,147-158)
  • 出版者: 学芸出版社
• [図書] 地域企業のネットワーク経営-ビジネスモデルの形成と発展- (2008)
  • 著者名/発表者名: 大東和武司、金泰旭、内田純一[共編著]
  • 総ページ数: 20-54(55-50,143-167,196-220)
  • 出版者: 文眞堂
• [備考] ホームページ等
  • URL: http://www.cats.hokudai.ac.jp/~uchida/