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2008 年度 実績報告書

ユビキタス時代におけるネット・コミュニティとメディアの関係についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 20730280
研究機関首都大学東京

研究代表者

水越 康介  首都大学東京, 社会科学研究科, 准教授 (60404951)

キーワード経営学 / ネット・コミュニティ / メディア / モバイル
研究概要

インターネットの普及に伴い、インターネット上で成立するバーチャルな共同体、ネットコミュニティが多数成立するようになっている。これらのネットコミュニティに対しては、社会学や心理学における興味のみならず、われわれ経営学の分野からも、BtoCやCtoCのコミュニケーション構築を可能にする新しいビジネスモデルとして注目が集まっている。本研究では、こうしたネットコミュニティの特性や現代的な意義について、国際的な比較分析を通じて明らかにするとともに、そのビジネスモデルとしての可能性について考察することを目的とする。
このさい、焦点があてられるのはネット・コミュニティにおける仮想経験の存在である。バーチャルな世界においても、現実世界に近い形での経験を与えることが可能なのかどうか、あるいは、もし可能であるとするのならば、それはいかに実現され、またいかなる効果を持つことになるのかを明らかにすることを試みてきた。さらに、今日ではネット・コミュニティへのアクセスは、一様のPCからではなく、モバイルなどによっても媒介されるようになっている。こうした状態をメディアとの関係性という視点から考察した。
本年度は、これまでの研究蓄積を洗い直し、学際的な文献調査を進めることで、我が国特有のモバイルというメディアに焦点を当てた。また、すでに先行して行われていたヒアリング調査を引き継ぎ、これらから生まれた問題意識を研究会などで報告することを通じて検討を進めた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 仮想商品の物象化を伴う象徴的交換2009

    • 著者名/発表者名
      水越康介
    • 雑誌名

      日本情報経営学会誌 29.2

      ページ: 94-103

    • 査読あり
  • [学会発表] 企業におけるウェブサイト利用の分化と意義2009

    • 著者名/発表者名
      水越康介
    • 学会等名
      日本情報経営学会関西部会
    • 発表場所
      大阪市立大学
    • 年月日
      2009-01-21

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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