研究課題
若手研究(B)
好みや態度はしばしば意識化や言語化の困難な要因によって左右される。本研究では、選好の理由をあえて分析させることが選好に与える影響を検討した。実験1と実験2は、絵画作品の好みについて、その理由をあえて意識化・言語化することが、その後の作品に対する評価を混乱させることを実証した。実験3では、選好の理由の分析が商品選択を正当化する可能性を検証した。選択前に理由を記述した参加者は、自らの決定を間違った理由に基づいて説明する傾向が強まった。
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Journal of Experimental Social Psychology 45
ページ: 1140-1143
心理学研究 (印刷中)