研究課題
若手研究(B)
カリフォルニア州の公立学校においてバイリンガル教育を事実上禁止した州民投票・提案227の可決後、同州の言語マイノリティ教育の多様性と質の確保において重要な要因として明らかになったのは、(1)各学校がおかれた社会的経済的状況を考慮したアカウンタビリティ基準および多様な評価者の設定、(2)高い専門性を有するバイリンガル教員の採用を可能とする人事上の裁量権、(3)学校の自律性とそれを実質化する大学等の専門的支援組織とのネットワークである。
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西日本教育行政学会『教育行政学研究』 第32号
ページ: 27-34