研究課題
若手研究(B)
当研究課題の目標は、保型形式環の構造を微分作用素を用いて調べることであった。それに関する研究期間内の成果は、次の2点である。(1) ヒルベルト保型形式環の構造について、特に判別式が小さい2次体の場合を調べた。重みの差が小さい場合については生成元を完全に決定することができた。(2) 次数2のベクトル値ジーゲル保型形式について、特に群がある種の系列に入っている場合を調べた。レベルが小さいいくつかの場合については、生成元を完全に決定することができた。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (12件) 備考 (1件)
数理解析研究所講究録 1617
ページ: 167-177
Commun.Math.(Univ. St. Pauli.) 57-1
ページ: 1-11
http://www.tus.ac.jp/