研究課題
若手研究(B)
複素力学系理論とは,複素数全体の集合(もしくはそれを拡張した空間)にある種の運動法則を与えた系を考え,その時間発展を解析する理論である.系の運動法則をわずかに変化させた場合,系全体が安定に変化する場合とカオス的に変化する場合があるが,じつは「ほとんどの場合」,安定していることが知られている.本研究では,その「ほとんど」を占めるものが何か特定することを目標とし,おもに幾何学的アプローチによる研究を行った.
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (7件) 備考 (1件)
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http://www.math.nagoya-u.ac.jp/~kawahira