研究課題
若手研究(B)
自然界に現れるパターン形成を記述する微分方程式の一つに反応拡散方程式と呼ばれるものがある.本研究課題では特に相転移現象に関わる双安定型反応拡散方程式に焦点を当て,時間とともに変化しない遷移層定常解の安定性に関わる線形化固有値問題の数理的解析を行った.特に,定常解形状と固有関数の形状についての関係を調べ,無限個ある固有関数のうち,多くの固有関数の形状に表現する漸近公式を証明した。
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Communications in Pure and Applied Analysis誌 Vol.9
ページ: 539-561
Nonlinear Analysis誌, Series A: Theory, Methods and Applications Vol.71SpecialIssuesWCNA2008
ページ: e2696-e2704