研究課題
若手研究(B)
2本足梯子系Sr_<14>Cu_<24>O_<41>において,スピンによる熱輸送現象を直接観測するためミュオンスピン緩和法による実験を行ったがその証拠を観測することは出来なかった.この結果から,スピンの平均自由行程を伸ばした1次元量子スピン系の物質SrCuO_2での実験が必要と考えた.そして,原料高純度化と酸素アニールを行い,平均自由行程を30000Aまで伸ばすことに成功した.この値は,現在,低次元量子スピン系の物質において最大の値である.
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Journal of Physics: Conference Series 150
ページ: 0420871-4
Journal of Physics: Conference Series (in press)