研究課題
若手研究(B)
本研究では、可逆な測定によって擾乱された量子状態の新たな復元方法として共役測定を考案した。従来の逆測定では元の状態を完全に復元できるものの、はじめの測定で得ていた情報も同時に消し去ってしまうが、この共役測定では元の状態を近似的に復元しつつ、情報をさらに増加させることができる。さらに、さまざまなクラスの測定に対して、測定によって得られる情報量、測定に伴う状態変化、測定の可逆性を定量化して、それらの間にあるトレードオフ関係を明らかにした。
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Physical Review A
巻: Vol.85 ページ: 022124-1-022124-5
巻: Vol.83 ページ: 032114-1-032114-5
巻: Vol.83 ページ: 032111-1-032111-13
巻: Vol.81 ページ: 012110-1-012110-9