研究課題
若手研究(B)
モデル流体の粘性を低く抑えた地球ダイナモの数値シミュレーションをおこなったところ,過去の同様の研究例に反して,地磁気とよく似た強い磁場と大規模な対流構造の発現が見いだされた。これは過去のモデルが,地球物理学的に不適切なコア表面温度一定の境界条件をとったためである。地球のコアの粘性は数値モデルよりずっと小さいが,そのような非粘性の極限でも,強い磁場と大規模な流れが存在しうることが示唆される。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (8件) 備考 (1件)
月刊地球 vol.32,No.5
ページ: 287-293
Nature Geosicence vol.2
ページ: 802-805
http://www.s.u-tokyo.ac.jp/press/press-2009-25.html