研究課題
若手研究(B)
大気大循環モデルを用いて対流圏の積雲対流から励起される赤道波・重力波に関する研究を行った。最初にモデルで再現された赤道波・重力波の全球分布を最新の衛星観測結果と比較し、東西非一様な赤道波・重力波分布のメカニズムを解明した。次に赤道準2年振動(QBO)の駆動に対して、赤道波と慣性内部重力波の役割分担について明らかにした。最後に温暖化時のQBOについて考察を行った。温暖化に伴ってQBOの周期は長く、振幅は弱く、下端高度が上がる特徴が見られた。以上を4本の論文としてまとめた。
すべて 2011 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (3件)
J.Atmos. Sci. 67
ページ: 963-980
J.Atmos. Sci 67
ページ: 981-997
J.Atmos. Sci. 68
ページ: 265-283
J.Geophys. Res. 114
ページ: D01102