研究課題
若手研究(B)
生体を構成する分子には、光学異性体や構造異性体が存在する。身近な光学異性体の例でいうと、タンパク質を構成するアミノ酸は、基本的にL-体アミノ酸から構成され、核酸の糖は、D-体リボースから構成されることが挙げられる。また、D-アラニンなどのようにタンパク質は構成しないが、細胞内のペプチドグリカンとして局所的に高濃度に存在する場合がある。これらの他にも生体内で生理活性を持つ種々の分子は、いずれかの異性体に偏っていることが多い。本研究では、従来のキラルなキャピラリーカラムを用いた光学異性体の分離ではなく、光学活性アルコール付加によるジアステレオマー誘導体化法を導入し、自然界に存在する光学異性体および構造異性体の個々の分子レベル窒素同位体比の評価を行った。
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