研究課題
若手研究(B)
従来の有機合成において大量に消費される有機溶媒と、高希少性・高毒性を有する金属錯体触媒の使用及び処理の問題を解決する環境調和型不斉合成システムの開発を目指して研究をおこなった。3価の希土類金属イオンと多方向伸展性の配位子とから自己組織化により合成した触媒が、無溶媒条件において効果的なルイス酸触媒として機能することを見出した。これらの触媒は反応後に回収することができ、繰り返しの使用が可能であることを確認した。また有機溶媒の代替品としての有機ポリマーの可能性を確かめた。
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希土類 56
ページ: 122-123
Heterocycles 77
ページ: 1007-1018