研究課題
若手研究(B)
鉄筋腐食したRC部材の構造性能を評価するために、軸方向鉄筋が腐食したRCはりの載荷実験、ならびに非線形解析を行った。実験では、RCはりに埋め込んだ3軸ひずみゲージを用いてコンクリート内部ひずみを計測した。さらに、画像解析により供試体表面のひずみ分布を非接触に計測した。内部ひずみと画像解析の結果から、鉄筋腐食によって生じたひび割れがRCはりの破壊形態に影響を与えることを明らかにした。一方、解析によって、鉄筋腐食が進行し、鉄筋とコンクリートの付着強度が低下した場合、鉄筋腐食したRCはりのアーチ的耐荷機構が卓越する挙動を説明することができた。
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アップグレード論文報告集 Vol.9
ページ: 405-410
コンクリート工学論文集 Vol.19,No.3
ページ: 61-70
コンクリート工学年次論文集 Vol.30,No.3
ページ: 793-798
ページ: 1705-1710
http://www2.kobe-u.ac.jp/~mikitomo/