研究課題
若手研究(B)
現在最も高効率な石炭火力発電プラントを構成する構造部材である高Crフェライト鋼の溶接部では、その高温強度が長時間使用の間に低下し、配管破損等の事例が報告されており、問題となっている。本研究では、大型構造物の溶接部で問題となる多軸応力状態(一方向ではなく、様々な方向に力が負荷される状態)の金属組織への影響を検討し、材料を強化している析出物の高温での成長が多軸応力状態で加速され、破壊が促進されることを見出した。
すべて 2009
すべて 学会発表 (3件)