研究課題
若手研究(B)
遺伝情報の適切な維持に必要な相同組換えが、DNAとヒストンタンパク質等からなる染色体構造の環境下で起こる仕組みを調べている。ここでは、DNAに直接結合して複数の現象に関わを制御する多機能性転写因子の一つAtf1が、染色体構造中で相同組換えを活性化する際の特徴を研究した。その結果、Atf1及びその局在部位周辺のヒストンが特有の修飾状態にあり、それらが組換え活性と関連していることがわかった。これらから、多機能性転写因子が組換えを活性化する際に特有の制御機構が想定される。
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Methods in Molecular Biology vol.557
ページ: 253-66
Molecular and Cellular Biology vol.28
ページ: 3639-3651