研究課題
若手研究(B)
植物病原性、共生性糸状菌の生成する活性酸素が、植物への感染に必須であることが示されている。本研究では、糸状菌の活性酸素生成酵素Noxの制御因子の単離と機能解析を行った。その結果Nox制御因子であるNoxRと相互作用するRacA、BemA、Cdc24を単離し、さらにBemAと相互作用するCdc42を見出した。これら因子の遺伝子破壊株の表現型や細胞内局在性の解析から、Nox制御因子が植物感染時の細胞末端での活性酸素生成を制御し、細胞極性の確立に関与することが示唆された。
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http://www,agtnagoya-u.acjp/~byori/