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2009 年度 実績報告書

機能性ポリフェノールによる炎症性サイトカイン誘導性脂肪細胞機能障害の抑制作用機構

研究課題

研究課題/領域番号 20780094
研究機関愛知学院大学

研究代表者

上野 有紀  愛知学院大学, 心身科学部, 講師 (20388060)

キーワードポリフェノール / サイトカイン / 脂肪細胞 / 炎症
研究概要

本研究では、炎症性サイトカインによる脂肪細胞機能障害の抑制作用をもつ食品由来の機能性ポリフェノールに着目し、その抑制作用機構の検討を行うことを日的とした。マウス由来脂肪細胞株である3T3-L1に分化誘導剤を添加することにより分化させた後、食品由来の数種類のポリフェノール類を細胞に投与した。その後、炎症性サイトカインの一種であるTNF-αを添加し、数時間培養した細胞からtotal RNAを回収した。このtotal RNAを用いて、DNAマイクロアレイを行い、遺伝子プロファイルの解析を行った。その結果、クルクミノイド類などのポリフェノール類に炎症関連遺伝子発現の抑制傾向がみられた。また、実験に使用したポリフェノール類により、炎症関連遺伝子の発現プロファイルに違いがあることが明らかになった。現在、ポリフェノール類による脂肪細胞における炎症抑制作用機構の違いについて、詳細な解析を進めている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] クルクミノイドによる糖尿病性白内障予防効果2009

    • 著者名/発表者名
      上野有紀、大澤俊彦
    • 雑誌名

      Functional Food 第7号, Vol.3, No.1

      ページ: 53-57

  • [学会発表] 脂肪細胞における炎症応答に対するトコトリエノールの効果2009

    • 著者名/発表者名
      上野有紀, ほか
    • 学会等名
      第63回日本栄養・食糧学会大会
    • 発表場所
      長崎
    • 年月日
      2009-05-21

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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