研究課題
若手研究(B)
高コレステロール食によって作成した脂肪肝炎モデルマウスに対して,酪酸菌製剤の投与した.投与後、4、8、16、および32週のいずれの時点においても肝臓では脂肪蓄積、炎症、および線維化のいずれもが抑制されていた。今回の研究において,酪酸がAMP activated protein kinase(AMPK)を活性化させること、および酪酸がヒストンのアセチル化を促進させることにより脂肪酸β酸化系遺伝子の発現を上昇させることを培養細胞を用いて新たに見出した。酪酸菌製剤は、高コレステロール食によって誘導される脂肪肝炎を改善する可能性がある。
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