研究課題
若手研究(B)
私達の体は高地などの低酸素環境において、低酸素応答により呼吸や代謝を調節し、恒常性を維持する。しかし、生体が環境の酸素濃度変化を感知する'酸素センサー'機構は、未知な部分が多い。本研究では、プロリン水酸化酵素PHD3が形成する低酸素コンプレックスを解析し、酸素感知に働き得る候補分子を同定した。これらの分子のうち、PDHはエネルギー代謝調節に、PRP19は細胞死の抑制に働くことを明らかにした。
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J. Biochem 146
ページ: 757-765
Mol. Cancer Res. 7
ページ: 443-451