研究課題
若手研究(B)
ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)感染は慢性胃炎/胃癌の発生に深く関与する。本研究ではスナネズミにピロリ菌を感染させ、胃粘膜に与える影響とそのメカニズムについて解析を行った。1年間の経過観察後、病理標本の詳細な観察に基づき胃癌の発生した個体、あるいは典型的な慢性胃炎を示す個体を抽出した。また、炎症に関与する種々の遺伝子の変化を調べ、ピロリ菌感染胃粘膜における背景データを得た。今後、胃粘膜を上皮と間質に分けて解析し、病変の進行(特に腸型化)に影響する因子について検討を加える予定である。
すべて 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (5件) 図書 (4件)
Cancer Res 70
ページ: 1430-1440
Cancer Prev Res 2
ページ: 751-758
Int J Cancer 125
ページ: 1786-1795
Histol Histopathol 23
ページ: 593-599
Asian Pac J Cancer Prev 9
ページ: 25-30
Int J Cancer 122
ページ: 1445-1454