研究課題
若手研究(B)
本研究は食道・胃接合部内腔(EGJ)で発生する高濃度一酸化窒素(NO)が同部位の炎症や発癌に及ぼす影響を評価することを目的とした。モルモットを用いた検討で胃噴門部組織中ミトコンドリアDNAの酸化を認めた。またラットを用いた慢性逆流性食道炎モデルでの検討ではNOがバレット食道発生を促進した。ヒトにおいてEGJ周囲組織は生涯を通じてNOによる酸化ストレスに暴露されることから同部位での発癌に影響を与える可能性が考えられた。
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Int J Cancer. (in press)
Scand J Gastroenterol. 45(3)
ページ: 282-91