研究課題
若手研究(B)
ラット心筋細胞H9c2に酸化ストレス刺激を与えると、EGF受容体を介した経路によりRaltの発現が誘導された。Raltを安定発現するH9c2細胞を樹立し、解析した結果、この細胞においてHB-EGFを介したシグナル伝達系が抑制されていることがわかった。さらに、Raltと結合する心筋の内在性分子を同定するためにプロテオミクス解析を行った。その結果Raltは14-3-3タンパク質ファミリーと、そのリン酸化状態に依存せずに安定な複合体を形成することが明らかとなった。
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J.Kanazawa Med.Univ. 33
ページ: 76-85