研究課題
若手研究(B)
関節リウマチ(RA)例および変形性関節症(OA)例のCD34陽性骨髄細胞のmRNA発現量を比較するとFKBP5 (FK506-binding protein 5)遺伝子および転写因子NFkBのmRNAがRA例でより強く発現していた。FKBP5遺伝子を導入した細胞株RAW264.7を炎症性サイトカインTNFαで刺激するとNFkBの発現亢進および線維芽細胞様細胞への形態変化が確認された。これよりFKBP5によるNFkBの活性化が骨髄細胞の線維芽細胞様細胞への変化を通じRAの病態を形成している可能性が示唆された。
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Clinical andExperimental Rheumatology Vol.28, No.1
ページ: 87-90