研究課題
若手研究(B)
本研究では、従来から統合失調症の縦断モデル、治療反応性モデルといわれている覚醒剤動物モデルと横断モデル、治療抵抗性モデルといわれているN-methyl-D-aspartate(NMDA)受容体遮断薬動物モデルを応用し、このモデルに対する電気痙攣療法(ECT)の効果を検討した。ECTが統合失調症と共通する動物の異常行動、可塑的変化を阻止したことからECTが統合失調症の病態進行を阻止する可能性が示唆された。