研究課題
若手研究(B)
ヒト癌細胞のマウス体内移植モデルにおいて病変の進展を非侵襲的に評価する手法は確立されていない。ヒト肺癌株をNOGマウス尾静脈に投与し形成させた肺腫瘍のMRI画像を撮影し、肺固定標本と画像との対比を行った。MRIにおいて時間経過とともに肺病変の形成・伸展を反映する浸潤陰影の出現と増悪が確認され、病理所見と一致していた。本実験でマウス体内移植モデルにおける病変の変化の非侵襲的評価法の可能性が示された。