研究課題
若手研究(B)
頭頸部扁平上皮癌の予後向上のためには遠隔転移を生じやすい高危険群を同定する必要がある。今回、患者の循環血液中の腫瘍細胞の定量により高危険群を同定する手法の確立を試みた。頭頸部扁平上皮癌培養細胞を用いて実験条件の最適化を行ったのち、頭頸部扁平上皮癌未治療新鮮例20例において治療直前と直後の循環血液中の腫瘍細胞の定量を行った。しかし、循環血液中の腫瘍細胞を検出できなかった。今後さらに検討を加える予定である。