研究課題
若手研究(B)
妊娠各期における夫の親としての自己獲得とその影響要因について明らかにすることも目的に調査を実施した。夫は妻よりも妊娠初期に「柔軟さ」、「自己の強さ」において親としての自己を獲得していたが、妊娠経過とともに妻よりも親としての自己を獲得していなかった。また夫の親としての自己獲得は、胎児、妻への愛着、そして妻の親としての自己獲得が関連していた。以上より、夫が妻だけでなく、胎児への愛着を持ち、胎児を含めた家族関係を構築できるよう妊娠早期から支援していくことが重要であることが示唆された。
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