研究課題
若手研究(スタートアップ)
新たに発見された鉄系超伝導体LaFeAsO_<1-x>F_xおよびその関連物質Ca(Fe_<1-x>Co_x)AsF、Fe(Se, Te)について、超伝導転移の圧力効果を系統的に調査した。LaFeAsOとCaFeAsFは共に圧力下で超伝導転移を示し、CaFeAsF(29K)の方がLaFeAsO(21K)よりも超伝導転移が高いことから、CaFeAsFは更なる高温超伝導体を目指す上での有効な母物質であることがわかった。Fe(Se_<1-x>Te_x)はTe濃度が増すにつれ圧力による超伝導転移温度の上昇が抑えられることがわかった。これは、Te置換による構造不安定性が起因していると考えられる。
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http://w3p.phys.chs.nihon-u.ac.jp/~takahashi/index.html