研究課題
若手研究(スタートアップ)
本研究では光に応答する金属錯体型分子回転素子の開発を目指し、分子機械において回転素子として汎用されるトリプチセン骨格に着目し、配位部位として窒素原子を導入したアザトリプチセン骨格を有する回転子を設計、合成した。開発したアザトリプチセン回転素子は金属イオンとの錯体形成によりその回転のON-OFFを制御しうることが明らかとなった。このことは適切な金属イオンの選択により、光に応答するアザトリプチセン分子回転素子を構築可能であることを示している。
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http://www.chem.s.u-tokyo.ac.jp/users/bioinorg/index.html