研究課題/領域番号 |
20H00477
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分45:個体レベルから集団レベルの生物学と人類学およびその関連分野
|
研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
宮城島 進也 国立遺伝学研究所, 遺伝形質研究系, 教授 (00443036)
|
研究分担者 |
小林 優介 茨城大学, 理工学研究科(理学野), 助教 (20800692)
大沼 亮 神戸大学, 内海域環境教育研究センター, 講師 (80756825)
岩根 敦子 (引越敦子) 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 客員主管研究員 (30252638)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
審査結果の所見の概要 |
葉緑体はシアノバクテリアの細胞内共生によって誕生し、この共生進化は、光合成性細胞の捕食、一時的保持、恒久的保持の順に何度も生じた。本研究では、細胞内共生の各段階の生物を包含するアメーボゾア類、渦鞭毛虫類、ユーグレノイド類で独自開発してきた培養・実験系を用いて、各系統における細胞内共生進化の初期過程を明らかにし、系統間の比較から、その共通原理を明らかにする。 本研究は、応募者とそのグループが長年研究してきた、共生進化の研究をさらに大きく発展させることが期待される。特に、応募者らが新たに開発した藻食アメーバの研究系を用いた、極めて独自性の高い実験計画により、葉緑体をはじめとしたオルガネラ進化機構の認識が、格段に進むことが期待される。
|