研究課題/領域番号 |
20H00623
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
野田 龍也 奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (70456549)
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研究分担者 |
加藤 源太 京都大学, 医学研究科, 准教授 (20571277)
今村 知明 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (80359603)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | レセプトデータベース / NDB / データベース医学 / データベース上の疾患定義 / 疾患名のバリデーション |
研究実績の概要 |
2022年度(令和4年度)は、A.臨床専門家とNDB専門家の協働による疾患定義の構築、B.構築した疾患定義と既存臨床情報を用いたバリデーション研究の推進、C.構築した疾患定義に基づく患者数の推計の3つを進めた。 なお、申請していたレセプトデータ(NDB)が研究期間内に到着せず、2022年度の研究内容と研究経費の一部が2023年度へ繰越となっている。A.臨床専門家意見とデータ分析を融合した疾患定義の構築 アレルギー疾患、呼吸器疾患、難病、気候・気象因子に関連する疾患等を対象として、疾患定義の構築をさらに進める。B.構築した疾患定義と既存臨床情報を用いたバリデーション研究の推進既存のカルテ情報を参照基準として用い、既存のカルテ情報における患者集団とA.で構築した疾患定義に基づいた分類によりカルテから抽出された患者集団との照合により、疾患定義の妥当性を検証する手法を開発する。従前のアレルギー性鼻炎のほか、血友病についてバリデーション研究を進めた。C.構築した疾患定義に基づく患者数の推計 A.で構築した疾患定義を用いて、NDBにおいて実際に患者数を集計し、既存統計との照合などを通じて、集計値及び疾患定義の妥当性を検討した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
令和4年度交付申請書で予定した研究は進捗どおりに完了した。
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今後の研究の推進方策 |
研究計画書に沿って、予定通りに研究を推進する。
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