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2023 年度 研究成果報告書

「人生の意味」と死の形而上学:分析実存主義の可能性とその批判的検討

研究課題

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研究課題/領域番号 20H01175
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分01010:哲学および倫理学関連
研究機関北海道大学

研究代表者

藏田 伸雄  北海道大学, 文学研究院, 教授 (50303714)

研究分担者 古田 徹也  東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (00710394)
久木田 水生  名古屋大学, 情報学研究科, 准教授 (10648869)
長門 裕介  大阪大学, 社会技術共創研究センター, 特任助教(常勤) (10907976)
八重樫 徹  広島工業大学, 工学部, 准教授 (20748884)
吉沢 文武  一橋大学, 大学院社会学研究科, 講師 (20769715)
鈴木 生郎  日本大学, 文理学部, 准教授 (40771473)
村山 達也  東北大学, 文学研究科, 教授 (50596161)
森岡 正博  早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (80192780)
杉本 俊介  慶應義塾大学, 商学部(日吉), 准教授 (80755819)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード人生の意味 / 死の形而上学 / 反出生主義 / 分析哲学 / 分析実存主義 / 主観説と客観説 / 宇宙的無意味さ / ナラティブ
研究成果の概要

本研究課題では、「人生の意味」に関する分析哲学的な議論の概要の把握に努め、さらにそれに対する評価や検討を踏まえて、研究代表者と分担者・協力者によって、この分野に関する教科書である『人生の意味の哲学入門』(春秋社2023)を上梓した。本書には宇宙的無意味さ、ナラティブ、主観説・客観説、自己実現と達成、幸福、反出生主義といった問題や、本分野のルーツであるウィトゲンシュタインや、真理条件、独我論、誕生肯定といった問題についての研究成果が収められている。本研究ではさらに、人生の意味とニヒリズム、死の形而上学と悲嘆との関連等についても扱うことができた。

自由記述の分野

倫理学、応用倫理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

上記図書によって、本分野に関心をもつ人がこの概要を理解することが容易になった。本書はいくつかのメディアでも紹介されており、社会的なインパクトもあったと思われる。本研究では研究者の国際的なネットワークの構築にも務め、本科研費を財源として5th International Conference of Phislophy and Meanaing in Lifeをオンラインで開催した。この会議には本分野の中心人物であるT.Metz,I.Landauといった研究者も発表や司会の形で関わっており、研究代表者の藏田他が発表を行った。また研究成果はBioethics等の海外のジャーナルにも掲載された。

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公開日: 2025-01-30  

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