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2023 年度 研究成果報告書

北朝鮮の体制の持続性の根拠:中東・東南アジア・アフリカとの国際的ネットワーク

研究課題

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研究課題/領域番号 20H01470
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分06020:国際関係論関連
研究機関聖学院大学

研究代表者

宮本 悟  聖学院大学, 政治経済学部, 教授 (70412137)

研究分担者 本名 純  立命館大学, 国際関係学部, 教授 (10330010)
山根 健至  福岡女子大学, 国際文理学部, 准教授 (10522188)
池内 恵  東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (40390702)
松田 康博  東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (50511482)
中西 嘉宏  京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 准教授 (80452366)
玉田 芳史  放送大学, 京都学習センター, 特任教授 (90197567)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード北朝鮮 / 権威主義体制 / 国際的ネットワーク / 強靭性 / 持続性 / 東南アジア / 中東 / 中国
研究成果の概要

研究代表者と研究分担者が、東南アジアやモンゴルなどを訪問して、北朝鮮との関係を調査してきた。反米を旗幟とした北朝鮮は西側諸国との関係は低調であるが、反米・中立である権威主義体制の諸国家との関係は活発である。それが北朝鮮の体制の強靭性と持続性をもたらしてきた。権威主義国家でも、親米であれば距離を置いている。友好国であるかの基準は体制ではなく、反米か否かである。

自由記述の分野

政治学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、北朝鮮の権威主義体制の「強靭性・持続性」を、国際的なネットワークの構築に求める点で従来の国内政治要因に焦点を当てた研究とは大きく異なる。グローバリゼーションが権威主義体制の強化に寄与することを示し、北朝鮮の中東・アフリカ・東南アジア諸国との関係を通じた体制維持のメカニズムを解明する。これにより、国連安保理制裁の影響力についての国連研究、権威主義体制の相互関係をめぐる比較政治学、紛争研究に貢献し、北朝鮮の強靭性を検証することで、より広い学問分野への創造的貢献が期待される。

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公開日: 2025-01-30  

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