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2023 年度 研究成果報告書

先進的ろう付接合法の多段階適用によるW/ODS-Cu製ダイバータ受熱機器の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20H01887
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分14020:核融合学関連
研究機関核融合科学研究所

研究代表者

時谷 政行  核融合科学研究所, 研究部, 准教授 (30455208)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード先進的ろう付接合 / ダイバータ / タングステン / 銅合金 / 微細構造解析
研究成果の概要

研究代表者が発明した世界初のろう付接合法「先進多段階ろう付接合法(Advanced Multi-Step Brazing: AMSB)」を用いて,酸化物分散強化銅(ODS-Cu)をヒートシンク材料に,タングステン(W)をアーマー材料とした世界最高性能の核融合炉用ダイバータ受熱機器の設計・製造技術を確立させた.同製造技術を用いて「新構造ダイバータ受熱機器」の試験体を設計・製造し,電子ビーム熱負荷試験を行った.その結果,当初の目標であった20 MW/m2を大きく超える30 MW/m2の定常熱負荷に対して安定した除熱性能を確認した.

自由記述の分野

核融合炉材料学

研究成果の学術的意義や社会的意義

研究代表者が発明した世界初のろう付接合法「先進多段階ろう付接合法(Advanced Multi-Step Brazing: AMSB)」は,核融合炉のダイバータ受熱機器に対する革新的製造技術に位置付けられ,学術的価値の高いものである.一方で,本技術は異分野や産業界で要求される除熱機器の性能向上や高電圧の接点材料への応用に展開できる可能性を秘めている.今後,産学官連携活動を進めていくことで産業界への技術移転に繋がる可能性が期待される.

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公開日: 2025-01-30  

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