研究課題/領域番号 |
20H02263
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22040:水工学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 |
研究代表者 |
田村 仁 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, 港湾空港技術研究所, 上席研究官 (80419895)
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研究分担者 |
田口 文明 富山大学, 学術研究部都市デザイン学系, 教授 (80435841)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 寄り回り波 / 富山湾 / 2008年事例 |
研究成果の概要 |
富山湾の「寄り回り波」は江戸時代後期の古文書に記載があるなど古くから知られている異常波浪現象であり,これまでに何度もうねり性の高波が富山湾沿岸に被害をもたらしてきた.本研究では富山湾に襲来するうねりがどのようにして沿岸部で巨大化するのか波浪力学的な観点から解明し,さらに2008年事例がどのようにして過去最大の沿岸災害を引き起こしたのか大気力学的な観点から解明した.
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自由記述の分野 |
海岸工学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,これまで未解明であった寄り回り波の力学過程や2008年の極端現象を説明し得るものであり新規性が極めて高く,また本解析で得られた知見から寄り回り波に対応した防波堤等の海岸構造物設計などが可能となることから,実務的な観点からも極めて重要な研究成果である位置づけられる.
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