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2022 年度 研究成果報告書

環境DNA分析による繁殖レジームの多種同時分析系の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20H03326
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分45040:生態学および環境学関連
研究機関神戸大学

研究代表者

源 利文  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (50450656)

研究分担者 山中 裕樹  龍谷大学, 先端理工学部, 准教授 (60455227)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード環境DNA / 環境RNA / 繁殖レジーム / メタバーコーディング
研究成果の概要

環境DNAなどの環境中の核酸の分析によって、水生生物の繁殖の情報を取得する技術の開発を目的として研究を実施した。その結果、核およびミトコンドリア環境DNAを用いることで特定種の繁殖レジームを把握することが可能であること、環境DNAの定量メタバーコーディングによって繁殖レジームを多種同時に把握することが可能であること、環境中のメッセンジャーRNA情報から繁殖レジームを把握することが潜在的に可能であることなどを明らかにすることができた。これらの成果は、環境DNA等の環境中の生体分子を用いることで、希少種や水産有用種の保全のための重要な情報である繁殖に関わる情報を得ることができることを示している。

自由記述の分野

分子生態学

研究成果の学術的意義や社会的意義

野生生物の繁殖に関わる情報は、生物の保全上貴重である。このような情報を水をすくうだけで得ることができるようになれば、希少種や水産有用魚種の保全のための保護区域の設定などに役立つことが期待される。30 by 30における保護区域の設定においても有用な科学的知見を提供するためのツールとなりうるだろう

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公開日: 2024-01-30  

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