研究課題/領域番号 |
20H03459
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49020:人体病理学関連
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
菰原 義弘 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (40449921)
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研究分担者 |
浅野 謙一 東京薬科大学, 生命科学部, 准教授 (10513400)
藤原 章雄 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 准教授 (70452886)
大西 紘二 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 特任准教授 (40613378)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | マクロファージ |
研究成果の概要 |
様々な癌腫におけるマクロファージの役割を明らかにした。臓器横断的な研究により、腫瘍関連マクロファージががん免疫に対して抑制的に働くことを明らかにした。一方で、リンパ節に存在するマクロファージは抗原提示細胞として、がん免疫を賦活化させる役割があることが示唆された。腫瘍関連マクロファージとリンパ節洞マクロファージそれぞれの活性化を誘導する化合物の同定も行い、動物実験(前臨床試験により)、それらの抗腫瘍効果を実証した。
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自由記述の分野 |
病理
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
様々な癌腫におけるマクロファージの役割を明らかにした。臓器横断的な研究により、腫瘍関連マクロファージががん免疫に対して抑制的に働くことを明らかにした。一方で、リンパ節に存在するマクロファージは抗原提示細胞として、がん免疫を賦活化させる役割があることが示唆された。腫瘍関連マクロファージとリンパ節洞マクロファージそれぞれの活性化を誘導する化合物の同定も行い、動物実験(前臨床試験により)、それらの抗腫瘍効果を実証した。以上の成果は、新たながん免疫に関わる創薬につながる結果である。
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