RB1-PGAM基軸が筋分化を正に制御することを解明した。RB1の下流遺伝子ELOVL6の乳がんにおける阻害は、増殖抑制を示した。この時セラミド生産が亢進、これがAKTシグナルを抑制することを見出した。RB1によって制御されるコレステロールのfate metaboliteとしての作用を解明した。RB1によるイソプレニル化経路の制御がp130によって代償される機構を見出した。RB1野生型肝細胞がんのCDK4/6阻害剤に対する初期耐性が、IKKb-NF-kB経路とAKT活性に依存することを解明、KRAS変異膵がんに対するCDK4/6阻害剤併用療法レシピ適応のラショナーレ探索を行った。
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