研究課題/領域番号 |
20H03601
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52030:精神神経科学関連
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研究機関 | 埼玉医科大学 (2021-2022) 浜松医科大学 (2020) |
研究代表者 |
桑原 斉 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (50456117)
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研究分担者 |
横倉 正倫 浜松医科大学, 医学部, 助教 (00529399)
間賀田 泰寛 浜松医科大学, 光尖端医学教育研究センター, 教授 (20209399)
尾内 康臣 浜松医科大学, 光尖端医学教育研究センター, 教授 (40436978)
亀野 陽亮 浜松医科大学, 医学部, 助教 (40537255)
山末 英典 浜松医科大学, 医学部, 教授 (80436493)
和久田 智靖 浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (80444355)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 自閉スペクトラム症 / セロトニン / PET / オキシトシン |
研究成果の概要 |
本研究では最終的にASD当事者20名(24.9±6.9歳)、定型発達者21名28.5±7.7歳)に対してMRI検査(MRSによるGABAやグルタミン酸の測定と、rsfMRIによる機能的結合性の測定)、PET検査([11C]AZ10419369によるセロトニン1B受容体と[11C]UCB-Jによるシナプス密度の測定)、血液検体のデータが取得された。研究目的に対する必要症例数を推定するためにASD当事者15名(平均年齢24.2±6.3歳)と定型発達者14名(平均年齢25.4±6.9歳)に対して検定力80%、両側有意水準5%で必要症例数を推定したところ94名が必要と算出された。
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自由記述の分野 |
精神医学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を通してMRI撮像体制に加えて、国内で使用報告が無い[11C]AZ10419369と[11C]UCB-JのPET撮像の方法や体制が構築できた。更に被験者のリクルート体制も構築できたことから、近くCOVID-19の感染状況の落ち着きも見通せることで今まで感染を危惧して参加を躊躇していた対象者の参加も見込めるので、本研究の成果を基にして、更なる競争的研究資金を獲得して被験者リクルートの速度を速めることで本研究の目的を遂行する素地ができたと考えられる。
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