皮膚T細胞リンパ腫(CTCL)の皮疹血リキッドバイオプシーを行いCD4+CD45RO+細胞が皮疹血で有意に多く病変部ではCD8+CD45RO+細胞とmSWATが逆相関していた。CCL17、CCL22など悪性T細胞を誘導するケモカインが皮疹血で高く、RNA-seqではCTCLに特異的な遺伝子が多く発現。TCRレパトア解析にて偏位したT細胞受容体が検出された。皮疹血には皮膚疾患特異的な細胞やタンパク質が含まれリキッドバイオプシーの手法を確立した。制御性T細胞の誘導波長解析ではUVC~UVBでIL-10、CCL22の発現が約2倍に上昇しCD4陽性T細胞胞"Tregness"がUV照射で増加していた。
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