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2021 年度 実績報告書

包括型コミュニティ・ポリシング:東南アジアにおける武装組織の社会統合モデル

研究課題

研究課題/領域番号 20H04407
研究機関神戸市外国語大学

研究代表者

木場 紗綾  神戸市外国語大学, 外国語学部, 准教授 (20599344)

研究分担者 田中 智仁  仙台大学, 体育学部, 准教授 (00642042)
本名 純  立命館大学, 国際関係学部, 教授 (10330010)
中内 政貴  上智大学, 総合グローバル学部, 教授 (10533680)
安富 淳  宮崎国際大学, 国際教養学部, 准教授 (50704673)
足立 研幾  立命館大学, 国際関係学部, 教授 (70361300)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードコミュニティ・ポリシング / 警察 / 東南アジア
研究実績の概要

本研究の目的は、「コミュニティ・ポリシング」が複数の国や地域において紛争予防のプロセス、手段、および規範の形成のために機能する条件を学際的に追求することである。コミュニティ・ポリシングとは、警察と住民の参加協働によって地域内の諸問題の解決を図り、治安の改善や紛争リスクの軽減を目指す取り組みである。もともとは1960-70年代の米国で、貧困や差別に起因する治安の悪化や都市住民運動の激化への対応策として導入された経緯があるが、のちに世界各地に波及し、近年では、①国内の治安ガバナンスに深刻な問題を抱える新興民主主義国の警察改革の手段の一つとして、また、②地域紛争や内戦後の国家再建とコミュニティの秩序回復、和解のプロセスとしても注目されている。本研究はこのうち②に焦点をあて、実際に国際機関や国際NGOによって②のアプローチが導入された複数の紛争後の国や地域の事例を比較研究し、コミュニティ・ポリシングの機能する条件を探る
2023年度は、フィリピン、タイ、インドネシアで調査を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

繰り越し申請をした計画は2023年度にすべて完了している。

今後の研究の推進方策

本研究課題で明らかになった情報、知見を基に、2024年度9月にフィリピンで特別シンポジウム、10月に台湾の国際会議での報告を企画している。また、すでに2022年に出版した研究成果をまとめた著作については、同年7月にスウェーデンでの国際学会でブック・トーク・セッションを行い、広報する予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 国際共同研究 (3件)

  • [国際共同研究] タマサート大学(タイ)

    • 国名
      タイ
    • 外国機関名
      タマサート大学
  • [国際共同研究] インドネシア大学(インドネシア)

    • 国名
      インドネシア
    • 外国機関名
      インドネシア大学
  • [国際共同研究] 国立フィリピン大学ビサヤ校(フィリピン)

    • 国名
      フィリピン
    • 外国機関名
      国立フィリピン大学ビサヤ校

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公開日: 2024-12-25  

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