研究課題/領域番号 |
20K00073
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研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
谷口 智子 愛知県立大学, 外国語学部, 教授 (00363911)
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研究分担者 |
木村 武史 筑波大学, 人文社会系, 教授 (00294611)
岩崎 賢 神奈川大学, 外国語学部, 准教授 (50587269)
笹尾 典代 恵泉女学園大学, 人文学部, 教授 (60308294)
山本 暢 帝京平成大学, 人文社会学部, 講師 (20815203)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 北米先住民 / 中南米先住民 / アステカ / アマゾン / クリー / ラコタ / 神話 / 儀礼 |
研究実績の概要 |
「北米カナダ・中南米の先住民神話・儀礼の比較研究」が本テーマである。最終年度に実施した、本研究に関連する研究成果は、以下の通りである。 谷口智子(愛知県立大学)は、2023年8月におよそ三週間エクアドルのアマゾンに行き、アチュアル族のフィールドワークを行った。そこで神話の採集を行い、水タバコやアヤワスカを用いた儀礼やシャーマニズムについて、現地のシャーマンから聞き取り調査をした。論文は現在まとめているが、口頭発表は2024年3月の神話学研究会にて、「エクアドル・アマゾンのアチュアル族の神話」というタイトルで発表した。木村武史(筑波大学)は、以下の業績を発表した。口頭発表 木村武史、「先住民宗教における土着性概念の再検討」哲学・思想学会2023-10-21 於筑波大学、発表要旨 木村武史、「先住民宗教における土着性概念の再検討」『哲学・思想論叢』41号 2024。岩崎賢(神奈川大学)は、以下の業績を発表した。口頭発表「岡本太郎の眼で見る古代メキシコ」、イベリア・ラテンアメリカ文化研究会(SECILA)第80回例会、2024年3月5日、論文①「粘菌と人間は同じ:南方熊楠の眼に古代メキシコの供犠はどう映るか?」人文学研究所報 70巻、②「古代メキシコの衝撃: 岡本太郎を魅了したアステカの女神」『人文学研究所報』72巻、約15頁、2024年9月(掲載決定)。笹尾典代(恵泉女学園大学)と山本 暢(帝京平成大学)は最終年度は業績なしであるが、2024年度中に論文もしくは北米先住民音楽のCD作成などで、業績として残す予定である。また、本科研で得た知見を、今後報告書としてこれまで書き溜めた各自の論文をまとめて書籍として出版する予定である。
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