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2023 年度 研究成果報告書

北米カナダ・中南米の先住民神話・儀礼の比較研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20K00073
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分01030:宗教学関連
研究機関愛知県立大学

研究代表者

谷口 智子  愛知県立大学, 外国語学部, 教授 (00363911)

研究分担者 木村 武史  筑波大学, 人文社会系, 教授 (00294611)
岩崎 賢  神奈川大学, 外国語学部, 准教授 (50587269)
笹尾 典代  恵泉女学園大学, 人文学部, 教授 (60308294)
山本 暢  帝京平成大学, 人文社会学部, 講師 (20815203)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード北米先住民 / 中南米先住民 / 神話 / 儀礼 / 宗教 / クリー / ショショーニ / アステカ
研究成果の概要

カナダ、アメリカ合衆国、中南米の先住民儀礼や神話の比較研究を行った。谷口智子(愛知県立大学)は北米カナダ、アメリカ合衆国のクリー族、ラコタ族、南米エクアドルのアマゾンの先住民アチュアル族の神話や儀礼についてフィールドワークを積み重ね、いくつかの論文にまとめた。またアンデス先住民で起こった16世紀のタキ・オンコイ運動について単著を出版した。木村武史(筑波大学)は、北米カナダ、アメリカ合衆国のショショーニ族を中心に、北米全先住民の宗教研究についていくつかの論文と単著を出した。岩崎賢(神奈川大学)は植民地時代以降現代にいたるまで、アステカ族とその子孫の神話や儀礼について、論文や口頭発表を行ってきた。

自由記述の分野

宗教学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は北米や中南米先住民の宗教、神話、儀礼についての比較研究を行った。本研究は全くバラバラな地域の個別研究に陥ることなく、神話や儀礼に似たような要素があることに気づき、アメリカ大陸全般の先住民の宗教的世界の比較研究を行う目的で行った。研究の学術的意義としては、主に三つある。①北米、中南米の先住民儀礼の構造的類似性を発見すること、また、アメリカ大陸の先住民宗教を横断的に比較研究すること。②研究者が実際に儀礼に参加する「体験者」として、その体験をどう理解するかという解釈学的プロセスを整理し、明らかにすること。③それぞれの地域の「伝統の再創造」を現在進行形で考察し、広く社会に還元することである。

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公開日: 2025-01-30  

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