研究課題/領域番号 |
20K00291
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研究機関 | 静岡文化芸術大学 |
研究代表者 |
二本松 康宏 静岡文化芸術大学, 文化政策学部, 教授 (90515925)
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研究分担者 |
永松 敦 宮崎公立大学, 人文学部, 教授 (30382451)
二本松 泰子 長野県立大学, グローバルマネジメント学部, 准教授 (30449532)
中澤 克昭 上智大学, 文学部, 教授 (70332020)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 諏訪信仰 / 諏訪縁起 / 甲賀三郎 / 大祝 / 諏訪氏 / 矢島氏 / 守矢氏 / すすき |
研究実績の概要 |
2020年度は、中世末期から近世前期において多様に展開した諏訪信仰の諸相に注目し、それらの信仰体系が再構築されてゆく背景と経緯の解明に取り組む予定であった。具体的には南九州地方(鹿児島県、宮崎県)における「諏訪縁起」の調査と蒐集を中心として、代表者と分担者がそれぞれの専門的な手法からアプローチをかける計画を立てていた。 ところが、2020年度は、予期せぬ新型コロナウイルスの感染拡大とそれにともなう本務校の対応もあり、南九州地方における調査活動(フィールドワーク)を実施することができなくなった。 そこで、当該の研究チームと対応を検討し、2020年度は個々の手法によって研究を進めることとした。 2020年度に予定していた調査は2021年度に順延する。もちろん新型コロナウイルスの感染拡大とそれにともなう社会的な状況を注視しつつのうえである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2020年度は、予期せぬ新型コロナウイルスの感染拡大とそれにともなう本務校の対応もあり、南九州地方における調査活動(フィールドワーク)を実施することができなくなった。
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今後の研究の推進方策 |
2020年度に予定していた調査は2021年度に延期することとした。 もちろん新型コロナウイルスの感染拡大とそれにともなう社会的な状況を注視しつつのうえである。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウイルスの影響により、本研究課題の基幹ともいうべきフィールドワークが実施できなかったため、当初計画では600,000円を予定していた旅費が未使用のままになってしまった。また、研究活動における現地への謝礼も同じく未使用となってしまった。 2021年度は、前年度に叶わなかったフィールドワークを実施する予定である。新型コロナウイルスの感染拡大が、ある程度まで収まったら、とくに南九州地方での調査活動を重点的に再開したい。
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