研究課題/領域番号 |
20K00647
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
Pauwels Ruben 九州大学, 言語文化研究院, 講師 (20583032)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 学術論文 / ツングース語語源 / 日本語語源 / 朝鮮語語源 / 語彙コーパスの拡大 / 歴史言語学 / 接触言語学 / 借用語 |
研究実績の概要 |
2020年度(令和2年度)から2022年度(令和4年度)までの研究期間において世界中の新型コロナウイルスのパンデミックの余波が本研究課題に悪影響を及ぼしたため、2023年度(令和5年度)にも本研究課題の進捗状況が遅れている。そもそもの計画において、2023年度(令和5年度)以内に、科学研究助成金を利用して、1回日本国内学術大会において、そして1回海外の国際学術大会において自分の研究成果に関する発表を行う予定であった。しかしながら、学術雑誌に2本の学術論文を発表する必要があったため、2023年度(令和5年度)に教育(授業)以外に費やす労働時間は学術論文執筆に費やした。その結果、日本国内学術大会及び海外の国際学術大会において自分の研究成果に関する発表を行う時間がなかったため、遅れが発生した。それにもかかわらず、下記の具体的な研究実績がある。(1) 学術雑誌に2本の学術論文を発表した。(2) 図書、論文などを含む資料を収集した。(3) それらの図書、論文などにおける情報を分析した。(4) ツングース語・日本語語源(Tunguso-Japanese etymologies)(即ち、ツングース語から古代日本語への借用語)を含む、自分で構築した大規模な語彙コーパス(lexical corpus)を拡大することができた。2023年(令和5年)4月17日には約560頁で、単語数は約253,000語だったが、今現在(2024年(令和6年)4月15日)は約625頁で、単語数は約279,000語になった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2020年度(令和2年度)から2022年度(令和4年度)までの研究期間において世界中の新型コロナウイルスのパンデミックの余波が本研究課題に悪影響を及ぼしたため、2023年度(令和5年度)にも本研究課題の進捗状況が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
国内学術大会及び国際学術大会において、自分の研究成果に関する発表を行う予定である。 なお、研究成果に関する英語版の学術図書の章及び英語版の学術論文を発表する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
2023年度(令和5年度)に学術論文の執筆に集中し、日本国内学術大会及び海外の国際学術大会おいて自分の研究成果に関する発表を行っていないため、旅費などを利用していない。2024年度(令和6年度)に、科学研究助成金を利用して、学術大会において自分の研究成果に関する発表を行う予定である。
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