プロトタイプ的なway構文には、3つのタイプがあることが分かった。まずfight/push/force one’s wayは、force dynamic分析がきれいにあてはまる。主語はAgonistとして、行く手を遮る障害物にforceを及ぼして、その物体を取り除く。次にpick/find/feel one’s wayでは、力づくで障害物を取り除いているわけではない。しかし困難さを克服して進む、という点ではやはり「可能化」を表している。最後にwork one’s wayでは、経路上には何ら困難をもたらすものがなく、「可能化」と言えない。「使役」タイプということになる。
|